いじめ転校:城陽市などに転居費賠償命令 京都地裁

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050223k0000e040090000c.html

 京都府城陽市の男子高校生(16)が市立小学校に通っていた当時、同級生3人からいじめられ転校せざるをえなくなったとして、同市や元同級生を相手取り、慰謝料や転居費用、転居後の家賃など計750万円の損害賠償を求めた訴訟で、京都地裁(葛井久雄裁判長)がいじめを認定したうえで、市と元同級生に慰謝料と転居費用、転居先家賃の一部など計380万円の支払いを命じていたことが23日分かった。高校生の弁護士によると、転居費用の賠償まで認める判決は珍しいという。
 判決によると、男子高校生は、同市立小学校6年生だった01年1月、同級生から殴られるなどいじめを受け、不登校になったが、別の同級生は自宅玄関の鍵を壊して上がりこみ、暴行を加えるなどしたため、転居した。
 葛井裁判長は、学校側の対応にも一部、注意義務違反を認定。「(同級生からの暴行で)自宅に住むのが困難になった」とした。

 家の中にまで入られて暴行を受けたとあれば、転居費用などの賠償が認められて当然ですね。