児童福祉2題

虐待児童の家庭立ち入り調査、弁護士派遣へ…香川

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050223i407.htm

 香川県弁護士会は、児童虐待の早期発見と保護のため、児童相談所職員の家庭立ち入り調査や一時保護活動に弁護士を派遣する協定を近く、県と結ぶ。 
 親が立ち入りを拒否した場合の対応など、法律的なアドバイスを行い相談所の活動を支援する。弁護士会挙げて取り組むのは全国で初めて。厚生労働省は「現場では法的な判断が難しいことが多く、画期的な支援策」と注目している。協定は、立ち入り調査や一時保護の現場に弁護士2人以上が立ち会う、想定外の問題に法的助言を行い、職務執行を援助、協力する――などを盛り込む。

児童福祉司:岐阜など4県、増員へ「10万人に1人」解消

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050223k0000e040079000c.html

 児童相談所で虐待問題を担当する児童福祉司の人数が、6割の自治体で地方交付税法上の配置基準(人口6万8000人に1人)に達していない問題で、昨年5月現在、10万人以上に1人しか福祉司がいなかった岐阜、岩手、鹿児島、富山の4県が福祉司を増員し、今年4月には全都道府県が10万人を切る見通しとなった。配置基準を大幅に下回っているとの批判に加え、厚生労働省が福祉司の配置人数を定めた政令を改正することが影響したとみられる。|< 
 児童を虐待から守るために、各地でさまざまな取り組みが行われているようです。