六曜記載「人権配慮欠く」 大津市が手帳を全面回収

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 大津市職員互助会が昨年末に発行した2005年版職員手帳に「大安」や「仏滅」などの「六曜」が記載されていたことを、人権団体が「不適切だ」と指摘、発行済みの約3800冊を近く全面回収することが11日、分かった。
 同市人事課によると、「日柄の良しあしと関連付けられる六曜は非科学的な迷信」などとの理由で、人権問題に配慮して1990年版から六曜の記載をやめていた。
 昨年初当選した目片信市長が「国会議員の手帳には六曜があり便利。職員手帳にも記載してはどうか」と提案し、復活した。
 手帳は約200万円の費用をかけて作成。職員は無償で市民も1冊510円で購入できる。

 別に六曜が記載されていようといまいとどうでもよいのですが、一旦なくなったものが復活するということは、廃止理由に勝るそれなりの理由があるはずです。それが人権団体から前回と同様の指摘を受けて「はいそうですか」と回収してしまうのは解せません。