法務省 調査活動費執行は適正

http://www3.nhk.or.jp/news/2005/02/07/d20050207000124.html

法務省は、7日、衆議院予算委員会の理事会に文書を提出しました。それによりますと「検察の予算は、従来から最高検察庁などが監査を行っているのに加え、3年前からは、最高検察庁の中から監察担当検事を指名するなど監督体制を強めており、検察庁の経費は、適正に執行されているものと認識している」としています。

法律関連を中心に幅広いトピックスを紹介なさっておられるBrog“ボツネタ”*1で取り上げられていた記事なのですが。

ええと、例えば
「国の予算は、従来から会計検査院などが監査を行っているので、適正に執行されているものと認識している」とか、
「本市の予算は、監査委員会が〜(略)」
などと答弁すれば、「はいそうですか」と納得するとでも思っているのでしょうかね。
 現状の予算執行について個別具体的に精査し、その結果を国会に示すべきです。だいたい大臣も、こんなお粗末な文書提出を認めている場合ではないでしょう(これは言うだけムダか)。
 こんな国民をバカにした答弁をし続けるようであれば、いっそ“公判専従論”でもぶち上げて、「捜査しなくなるんだから、調活費なんて0でいいよね?」くらい言ってやるべきです。

なお、この件はNHKニュース以外で報道されている形跡が見当たりません。全国紙はこの出来事に報道価値を見出さなかったのでしょうか。