クルド人男性:東京入管に収容される 弁護士ら批判

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050208k0000m040126000c.html

 国連難民高等弁務官事務所UNHCR)の難民認定を受けたトルコ国籍の40歳代のクルド人男性が7日、東京入国管理局に収容された。弁護士や支援者は「国連の判断を無視した入管には強い憤りを感じる」と批判している。クルド人を巡っては、アハメット・カザンキランさん(49)と長男が先月、トルコに強制送還され、UNHCRが「前例のない措置で憂慮している」との声明を出したばかり。
男性は仮放免中だったが7日午前、延長手続きのために東京入管に出頭して収容された。法務省入国管理局は「2審判決を受けて収容した」としている。

たしか、法務大臣閣下は1月25日に

「国連から話があれば誠心誠意検討していきたい」*1

と述べられていたような気が。
 クルド人(マンデート)難民をトルコに追い返す理由は何か。イラク情勢を睨んで、日本―トルコ関係を悪化させまいという政策判断でも背景にあるのか。
 たとえ“超軽量”大臣であっても、大臣が「誠心誠意検討する」と国会で答弁したのならば、その方針に従って政策を修正していくべきです。戦前の“軍部大臣現役武官制”ではないが、“法務大臣法曹制”でも導入してはどうでしょうかね。