受刑者移送:政府が中国に締結申し入れ 過剰収容が深刻化

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050205k0000e010055000c.html

 急増している中国人受刑者を本国で服役させるため、政府が受刑者移送条約の締結を中国側に申し入れていたことが分かった。国内の刑務所などに収容されている外国人受刑者は昨年5月末現在で4593人。このうち中国人は最多の1547人(34%)を占め、5年間で3倍以上に急増した。その多くは、言葉や習慣が違うため、通訳を付ける必要があるなど特別な処遇が必要で、刑務所にとって大きな負担になっている。日本語を十分理解できない受刑者を日本の刑務所で改善更生させることの困難さも指摘されている。

 来日した外国人を犯罪者に加工して送り返す、という意味ではいささか胸が痛みますが、“強制送還+本国での服役”の合わせ技は抑止効果がありそうです。