介護保険:指定取り消し180件 後絶たぬ悪質業者

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050130k0000m040123000c.html

 2000年度にスタートした介護保険制度。厚生労働省は近く、制度の改正法案を通常国会に提出する方針で、本格的な制度の見直しが始まることになる。ポイントの一つが急増する悪質な介護サービス業者をどう排除するかだ。制度開始以降、昨年12月までに都道府県から指定を取り消されたのは180業者(事業所数では287カ所)にも上る。

 「介護してあげる/してもらう」という見えない権力関係が、劣悪なサービスを受けても告発しにくくしているのではないでしょうか。悪質業者はどんどん業者名を公表するとともに、当該団体に所属する職員の介護ヘルパー資格の停止措置などを講ずることにより、介護サービスの質的向上を図るべきであると思います。