クルド人妻子:第三国への出国も検討 南野法相 2005年1月25日 11時42分

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050125k0000e010059000c.html

 国連難民高等弁務官事務所UNHCR)が難民と認めたトルコ国籍のクルド人アハメット・カザンキランさん(49)と長男が強制送還された問題で、南野知恵子法相は25日、日本に残された妻子5人については、UNHCRと話し合いを進め、第三国への出国も検討していくことを明らかにした。
 法相は同日の閣議後会見で「国連から話があれば誠心誠意検討していきたい。(第三国での定住を)視野に入れるのは当然」と述べた。24日に5人の仮放免延長を認めた理由については「強制退去命令が出ているので収容が前提ではあるが(未成年者がいることなど)人道的に配慮した」と述べた。
。

クルド人送還:「適切」と法務省UNHCRに反論文書 2005年1月25日 11時42分

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20050126k0000m040069000c.html

 国連難民高等弁務官事務所UNHCR)が難民と認めたクルド人父子がトルコに強制送還された問題で、法務省は25日、送還は適切だったとの見解をまとめ、UNHCR駐日事務所に送付した。UNHCR側が「事前連絡なしに送還され憂慮している」と非難していることに対し、法務省は(1)難民でないという判断が日本の裁判所で明確に示された(2)手続きを進めることは昨年12月に伝えた−−などと反論している。

誠心誠意、ですか。