邦人、猶予付き死刑確定 覚せい剤密輸で上海高裁

http://www.sankei.co.jp/news/050217/kok038.htm

 中国上海市の空港から覚せい剤約1.56キロを日本へ持ち出そうとしたとして麻薬密輸罪に問われ、一審で執行猶予二年付きの死刑判決を受けた東京都新宿区の無職古沢忠博被告(31)=熊本県出身=の判決で、上海市高級人民法院(高裁)は17日、一審判決を支持し、被告の控訴を棄却した。
 中国は二審制のため、古沢被告の執行猶予付き死刑判決が確定する。猶予期間中は拘束され、この間に故意の罪を犯さなければ、無期懲役減刑される。

 かの国には、死刑に執行猶予があるのですね。身柄拘束中に故意に罪を犯す機会は少なそうですが、実質的には無期懲役ということでしょうか。