水俣病認定基準 国に見直す考えなし

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news001.htm

知事は「今後審査会が開催されても棄却されたものが、次々に司法の場に持ち込まれることになると、『公健法の役割は何なのか』となる。色々な角度から国と県で一緒に考えていくのが大事」と語った。環境省の滝沢秀次郎・環境保健部長は席上、公健法や認定基準に全く言及しなかったが、会談後報道陣の質問に対し、「(知事とは)見解の相違がある。認定申請は増えているが、(現在の認定)制度に不備はないと考えている」と述べた。

環境省、関西水俣病訴訟の原告遺族宅を謝罪行脚(2004年12月11日読売新聞)

http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/shakai/20041211/20041211i413-yol.html

国と熊本県の行政責任が確定した「関西水俣病訴訟」の最高裁判決を受け、環境省の滝沢秀次郎・環境保健部長らが11日、大阪にある原告患者や遺族の自宅を訪問し、謝罪した。

 半世紀の長きにわたり患者とその家族を苦しめ、コミュニティを破壊し、先輩官僚をして自死を選ばせしめるほど苦しめた水俣病患者認定問題について、なおも行政判断の無謬を強弁できてしまう。官僚組織ってすごい。