司法修習生を処分保留で釈放

http://www3.nhk.or.jp/news/2005/01/26/d20050126000126.html

 東京地方検察庁は「本人は、逮捕直後には犯行を認めていたが、ビデオカメラの持ち主が特定できないなど、容疑を裏付ける証拠が十分に得られなかった」として、こう留期限の26日、西川さんを処分保留のまま釈放しました。

 司法関係者の間で物議をかもし、時には司法修習生の増加と質の低下を結びつけて論じられることもあったこの事件。
 冤罪であれば、彼はとんだ災難にあったわけですが、「威圧的な取調べに、つい自白してしまう」修習生ってのも、どんなもんなんだか。(みんな口には出さないが、心の中で突っ込んでいるのでは?)
 もしこのまま法曹資格を得るのであれば、いっそ彼には刑事裁判官となっていただき、令状審査などで遺憾なくこの経験を活かしていただきたいです(「証拠不充分のため処分保留」ですので、まだグレーではあります。今後の捜査が注目されます)。